産後の腰の痛みにマッケンジー法は効果があるのか?

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産後のお母さんが感じる体の痛みには、腰痛、肩こり、骨盤痛などが多く、
特に育児や授乳の姿勢が原因となることがよくあります。
「マッケンジー法(McKenzie Method)」は、
腰痛などの慢性的な痛みに対して効果が期待できる理学療法の一つですが、
産後の痛み改善にも役立つことがあります。

マッケンジー法の基本とは?

• 自己治療を目的とし、特定の姿勢やエクササイズで痛みの原因にアプローチします。
• 痛みの原因を「姿勢」や「特定の動作による負担」と捉え、
 それを矯正する動きを習慣化することが重要です。
• 腰痛や背中の痛みでは、【伸展(背中を反らす動き)】がよく使われます。


産後の痛みにマッケンジー法が有効なケース

1. 腰痛や背中の痛み

• 妊娠や出産後は、腹部が伸びた状態や骨盤の不安定さにより、腰や背中に痛みが出やすくなります。
• 背中を反らす「エクステンション動作(伸展)」は、
長時間の抱っこや授乳で丸まった背中を改善するのに役立ちます。

2. 肩こりや首の痛み

• 授乳時の不良姿勢が原因の首・肩こりに対し、【首のリトラクション(あごを引いて首を伸ばす動き)】
 が効果を発揮することがあります。
3. 骨盤の不安定感や痛み
• マッケンジー法自体は直接的な骨盤矯正は行いませんが、
 腰周りの筋肉を適切に使うことで、骨盤の負担を軽減できる場合があります。

注意点

• 痛みの悪化を感じた場合はすぐに中止し、無理をしないことが大切です。
• マッケンジー法は個人に適したエクササイズを見つけることが重要なので、
 認定セラピストである「新田辺整骨院」でご相談ください。
• 骨盤底筋群への配慮や産後特有のホルモン変化にも注意し、
 他のリハビリメニュー(骨盤底筋トレーニングやピラティスなど)と組み合わせるのが効果的です。

まとめ

マッケンジー法は、産後の腰痛や肩こりの改善に有効なアプローチの一つになりえます。
ただし、無理に行うと悪化する可能性もあるため、専門家のアドバイスを受けることが勧められます。
他の産後ケアと組み合わせて、自分に合った方法でケアしていくとよいでしょう。
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