2017/07/25
最近は周りでスポーツの功績を残す方が多く、ワクワクしながらお話を聞かせていただいています。
どの競技に関しても、とても生き生きと話す姿は老若男女問わず素敵ですね!
しかし、スポーツにつきものなものと言えば”ケガ”
様々なケガがありますが、捻挫や肉離れなどをしてしまうと
せっかく練習を頑張ってもスポーツのパフォーマンスが落ちてしまいます。
それを防止するために行うものの一つとしてテーピングがあります。
今回はそれについて少し書いてみたいと思います。
テーピングをうまく利用することでパフォーマンスを落とさずにスポーツができますよね!
テーピングの歴史は、1861年のアメリカ南北戦争にまで遡ると言われています。
昔から人は知恵を出し合っているんでしょうね。
テーピングは保護と固定の二つの目的を持っています。
運動中に怪我しやすい場所に巻くことで外傷から保護することと、患部を固定して症状の悪化を防ぐことが可能なのです。
しかし、いい事ばかりではありません。
固定された筋肉や関節の周辺には普段とは異なった負担を掛けることになるため
一日に一度はテーピングを解いて、患部周辺のケアを行う必要があります。
その他にも注意しなければならない事は多く
- 循環障害・・・血管の位置は?過度な圧迫はないか?
- 神経障害・・・神経の位置は?過度な圧迫はないか?
- 筋肉/腱の障害・・・過度なテンション、圧迫はないか?
- 過度な運動制限・・・パフォーマンスは低下しないか?
- 皮膚のトラブル・・・水ぶくれ、肌荒れ、かぶれ、湿疹などはないか?
など巻いて終わり。ではなく、立ったときの状態や前回巻いた後の皮膚の状態の確認など
一概にメリットばかりというわけではありません。
ここまで小難しいことを並べてきましたが、テーピングをよく利用する方はテープをはがした後自宅でできるケアを紹介します。
湿布もそうですがテープには糊(粘着剤)が付着しており、それが水分と反応してかぶれてしまう事があります。
そもそも皮膚が弱い人は、テーピングによって蒸れてあせもの様になってしまうことも…
なによりの予防法は痒くなってきたな等、変化に気付いた時はすぐにはがすことです。
我慢してスポーツを続けてもいい事はありません。
はがしたあとは、よく洗って粘着剤を落とします。
水で洗うだけではなかなか落ちないので、化粧落とし(お風呂で使えるやつ)やアルコールで拭くことも有用との事です。
どうしても、という方は”サージカルのり落とし”なるものが販売されているそうなのでそちらを試してみるのもアリかもしれません。
テーピングは資格が特別必要というわけではありませんが、正しい知識の元使用しないと
効果が得られないどころか逆効果の場合もあるという事を理解して付き合っていきたいですね。
新田辺整骨院では、スポーツ外傷の施術だけでなく、テーピングも行っております。
是非一度ご相談ください。